
はじめに
「寒い地域でレモンを地植えにするのは難しい」と言われることが多いですよね。 一般的にリスボンレモンの耐寒性はマイナス3度程度と言われていますが、我が家がある南東北では、年に数回マイナス5度くらいまで下がる日があります。
そんな厳しい環境の中でも、我が家の庭では2023年から地植えのレモンが3回の冬を無事に乗り越えてくれました。 今回は、寒冷地でレモンを地植えで育てるための「植え場所選び」や「具体的な防寒対策」の記録をご紹介します。
1. 苗選びと植え付け場所のポイント
私が選んだのは、比較的寒さに強いと言われるリスボンレモンの、トゲがないタイプです。少しでも冬越しの確率が上がるようにと、3年生の大きめの苗を選びました。
悩んだのは「植える場所」です。 外構業者の方にも相談し、以下の条件を意識して場所を決めました。
- 日当たりが良いこと
- 冷たい風が当たりにくいこと(建物の影など)
完全に風を遮れるわけではありませんが、建物が風除けになる位置を選ぶなど、吹きさらしを避けるだけでも生存率はぐっと上がるようです。

2. 成長に合わせた防寒対策の変化
木の大きさに合わせて、防寒方法も工夫してきました。
● 1年目(2023年):衣類用カバーを活用
100円ショップで購入した衣類カバー(片面がビニール、片面が不織布のもの)を被せていました。これはYouTubeで知った方法で、苗がまだ小さい時期には、手軽でよい方法だと思います。

● 2年目〜3年目:不織布の巻き付け
木が大きく成長し、カバーが入らなくなったため、不織布を直接枝に巻き付ける方法に変えました。不織布同士や枝を洗濯バサミや紐で固定しています。

● 共通の対策:株元の「わら」
根っこを凍結から守るために、地元のホームセンターで購入した「わら」を株元に敷き詰めています。これは、業者の方に教わった方法です。

3. 冬越し後の様子(3年目の結果)
3月末、もう氷点下になる心配がなくなったタイミングで不織布を取り外しました。
最低気温がマイナス4.8度まで下がった今年の冬。 多少の葉の変色や落葉は見られましたが、枝が枯れ込むような大きなダメージはなく、今年も無事に冬を越すことができました。とは言えレモンにとってはやはり厳しい環境であることを実感しています。

おわりに
同じくらいの寒さと言っても、地域や周囲の状況によって環境はかなり異なると思いますので、あくまでひとつの例として見ていただければと思います。ただ、「寒いから無理」と最初から諦めてしまうのではなく、環境選びや冬のひと工夫で冬越しできる可能性もあるのかなと、この3回の冬越しを経験して感じています。
この記事が「レモンを植えようか迷っている」という方の参考になりましたら嬉しいです。
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[動画はこちら👇:東北でレモンは育てられる?地植えで冬越し3年間の記録と防寒対策]